会長の”明日に架ける橋” 番外編  四万十川

今回は日本の橋を紹介する。
この写真は、日本最後の清流と言われている四万十川を遊覧した時のものである(今年9月に撮影)。写真の向こう側に小さく写っているのが佐田沈下橋といって、観光名所の1つである。何が特徴かといえば、
1)橋げた(落ちないように両側にあるフェンス)がない。
 2)橋の高さが低い

なぜか?
最近の集中豪雨を見れば分かるが、洪水により川が氾濫すると、土砂・流木が押し寄せ橋も流される危険があるが、これを逆手に取って、洪水がくると水中に潜り流木をせき止めない工夫となっている。損害額を最小にするための昔の知恵らしい(勿論、建造費も安価)。ただし、ここを自動車で渡るには勇気がいる。

災害を受け入れる橋

さて、一度は行きたい四万十川である。私が遊覧で利用した「神川」は、秋篠宮殿下も乗ったという由緒ある?船だったので期待していたが、イメージとは随分違った。「清流」なので、静かで・水が透明で・山裾から滝水が流れていて。。。と思っていたが、そうではなく、ダムなどのない「人間の手が入っていない川」であった。今でも専用漁師が20名以上いるらしい。美しいとは程遠かったが、船中で食べた天然ウナギを始め、川海老・四万十海苔は美味であった。似合わないことを承知で、俳句の一首でも思って短冊と筆ペンを用意し、乗り込んで作ったのが下記である。 

  四万十も 説明なければ 矢作川

いやぁ お粗末!


以下に高知の紹介をする。
坂本龍馬史跡)
大河ドラマ龍馬伝」も大詰めである。まずは桂浜にある龍馬記念像が一押しだ。全長5mはある大きな像で海を向いている。この銅像を眺めていると、明治維新に活躍した彼の姿が浮かぶ。

次に、ここから歩いて10分にある坂本龍馬記念館だ。ここは、龍馬直筆の手紙や近江屋事件寺田屋)の再現など、歴史を理解するにはピッタリだ。時代を切り開いて行った英雄にロマンを感じる。ただ、若くして死んだことも幸いしているようだ。日本人は「潔さ」を旨とする民族である。

(高知高専
高知に行くまで知らなかったが、空港のすぐ目の前に位置していた。(道路を隔てた向かいには高知大学農学部があった。)思わず構内を歩いてが、建物は我が豊田高専と同じ感じだった。残念?ながら、陸上部の練習風景は確認できなかった。←強いかな?

他にも、はりまや橋や、ゴルフの好きな人には黒潮カントリークラブ(11/25〜 カシオオープン開催)。カツオ・酒も豊富にある。

残念なことに、名古屋⇔高知 飛行機が来年3月で廃止される。寂しい限りである。
今からでも遅くありません。是非一度訪れてください。