2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
そして5年後、ついに夢を叶えることができた。一人で裏銀座縦走コース(3泊4日)を辿り山頂に立った。写真がそれで、20代の若かりし頃の私である。 頂上で御来光を見た時、征服感・夢を叶えた満足感・難所を通過した安堵感。。。。言葉に言い尽くせないほど…
登山2015は前回で終了したが、山登りの話としては物足りなかったので、ちょっと“山の魅力”を追加版で記載する。 登山を始めると、見たり聞いたりする言葉がある。 「いつかは槍」 これは、“いつかは北アルプスの槍ヶ岳(槍)3180mに登りたい”と言う登山者の…
宝剣山荘を出発して約1時間、駒ケ岳山頂に到着した。宝剣岳と異なり、丸くナダラカで頂上がどこか分からないが、きっと道標がテッペンだろう。 “木曽駒ケ岳2956m登頂せり” 付近は人・人・人で大混雑だった。地図を見て分かったが、駒ケ岳を目指すルートは、…
40年も山登りをしていると、“イイ山”と“そうでない山”は明確に分かれる。私の中のイイ山は1) 姿・形がカッコイイ(遠くから見て登りたくなる) 2) 登っていると感じる(変化あり、ドラマあり) 3) 頂上が頂上らしい。 4) 天気に恵まれる。(悪天候はどうしてもマイナス…
無事に頂上に辿り着いたが、下りの20分も難所で気が抜けない。幸いにも下りに強い私は何のプレッシャーも感じることは無かったが、妻は恐怖心で一杯だったようだ。先に降りて妻を待つ訳だが、 (妻)私が滑って落ちたら助けてね。。 (私)俺は体がキャシャなので…
写真は岩場を登る妻を撮影したもの。クサリを片手に持ちながら進んでいく。登り切ると少しホッとする場所がある。そして、また新しいクサリ場(又はハシゴ)が待っている。 以前も紹介したが、このような場所で滑落事故は起きない。神経を集中しているからで…
稜線を歩くのは“一部の危険箇所を除いて”実に楽しい。下界の雑踏はない。携帯電話も車の音も、、、そして気温35度越えの酷暑も、ここでは30℃以下で湿気もない。風が下から吹き上がってくる。(妻) いいね。。この空気、この眺め。 (私) ・・・・ 妻は御機…
バス・ロープウエィを乗り継ぎ、一時間ほどで2,600mまで来た。地図で言えば残り300mで山頂となるのだが、短時間に1600mの高低差を登ることに身体はついて行かない。空気が薄くなるので、まずは慣らすことが必要である。これは、飛行機に10時間も乗れば地球の裏側…