2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 12

迷い道 3 この写真は、迷い込んでしまった葛尾村の田園風景である。上は、全国どこにでもある“田んぼ”。9月ともなると、稲は穂先を垂れ豊作の秋を迎える。それに対し下の写真は、避難指示区域の田んぼ。一面、雑草が生えた荒地である。本来なら、豊作を祝う…

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 11

迷い道 2 この写真は、避難指示区域に指定されている双葉郡 葛尾村(かつらお)付近である。除染作業中の幟でわかるように、原発事故により放射性物質が付着した表土の削り取り、枝葉や落ち葉の除去、建物表面の洗浄等により放射性物質を生活圏から取り除く…

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 10

迷い道 1 写真は、東北自動車道の休憩所で見つけた福島県観光MAP。中央右“赤丸×”が第1原発付近である。 因みに、福島は北海道を除くと岩手の次に面積が大きい。中央には「八重の桜」で有名になった鶴ヶ崎城を始め、福島市・郡山市があり、内陸には会津磐梯山…

コーヒーブレイク(長坂)  ラグビー観戦

最近は、原発シリーズと題し重い話を載せているので、皆が投稿するのを躊躇してはいけないと、ちょっと軽い話を掲載します。どうか笑ってください。そして、多くのOB投稿をお願いします。 本日、トヨタ自動車ラグビー部の応援観戦に秩父宮競技場(東京)へ行…

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 9

原発の悲劇 2(風評被害) 原発の悲劇として忘れてはいけないのが風評被害である。テレビなどで、原発汚染水が海に流れたとか、放射能度の高い土を土嚢に集めているという情報が流れると心配になる。他のもので代用できるなら、わざわざ福島産を買う必要がな…

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 8

原発の悲劇 1 この写真は、富岡町の繁華街である。一見、普段の街と何ら変わらない。地震で壊れた形跡もなく、信号機も正常に作動し車が行き来している。しかし、違う。 20分くらい眺めていたが、誰ひとりとしていない。動くものがない。 町が全く機能してい…

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 7

南側 侵入限界へ 写真が、一般車両侵入限界地点である。第1原発を中心にして円を描く訳だから、ここ国道6号線の南側もその一か所に過ぎず、他にも多くの侵入限界がある。もちろん、ベルリンの壁(注1)のように面積全てを囲むことはできないため、主要道路に…

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 6

廃墟の街 写真は2013年9月のJR富岡駅である。ここには、2つの被害が重なっている。 1.津波が押し寄せ駅を破壊させた。 2.原発による避難指示区域のため復旧ができない。(破壊されたまま)これからどうなって行くのであろうか。。。。 まさしく、廃墟となっ…

会長の ”東北震災地を訪ねて(後編)”   原発を行く 5

第2原発 写真は、第2原発から1キロ付近にある常磐線の踏切である。この路線は東京(日暮里)〜宮城(岩沼)を結ぶ東日本の大動脈であったが、地震を境に運休を余儀なくされた。この踏切も、地震直後から使われなくなり、また避難指示地域に指定されたため人は…