会長の”明日の架ける橋” その18

ニューヨーク(マンハッタン)の夜景で美しいと言われている場所が4箇所ある。①エンパイヤステートビルの屋上,②ハドソン川を挟んだニュージャージー州のホテル:ハイアット付近、③マンハッタンのベッドタウンといわれるルーズベルト島、④ブルックリン橋のたもとからみたマンハッタンである。4箇所全て行って見た感想としては、④がベストである(下記写真)。特に、写真の角度からの夜景は素晴らしい。いつまでも眺めていたい!というのが正直な感想である。


 マンハッタンの絵になる橋


 さて、このブルックリン橋は1883年に完成したが、当時としては世界最長の吊り橋であった。あれから130年経った今でも現役で活躍しており、ニューヨーカーのシンボルである。
“晴れた日には歩いて渡ろう”と言われていたので、地下鉄で対岸まで行き、40分程かけて歩いてみた。12月24日のクリスマスイブではあったが、多くの観光客や地元住民が行き来していた。そして、橋の上には星条旗が悠然とそびえていた。アメリカは移民の国ということもあり、こうして国旗を掲げ愛国心を表しているように見える。
  ブルックリン橋をゆっくり眺めるには、マンハッタン側にあるピア17パビリオンが良い。ここは、日本人向け観光マイバス(JTB)コースの昼食で立ち寄るので、椅子の座って眺めることを勧めたい。

なお近くには、2001年9月11日 テロで藻屑と化した貿易センタービルがあった。現在、新貿易センタービルとして建設予定である。もし、このビルが残っていたら、左写真のように見えたはずだ。何しろ、エンパイヤステートビルが380mに対し、これは417mあったのだ。今度ニューヨークに行く時には、新しいビルに登れることができることを期待している。