コーヒーブレイク(長坂)  ラグビー観戦

 最近は、原発シリーズと題し重い話を載せているので、皆が投稿するのを躊躇してはいけないと、ちょっと軽い話を掲載します。どうか笑ってください。そして、多くのOB投稿をお願いします。

 
本日、トヨタ自動車ラグビー部の応援観戦に秩父宮競技場(東京)へ行った。対戦相手は学生チャンピオンの帝京大学。結果は38(トヨタ)対13(帝京)と、トヨタ圧勝だった。
 因みに今日は日本選手権の第1回戦で、社会人VS学生の4試合があったが、下記の通り学生惨敗である。


 トヨタ(社会人6位)⇔帝京(学生1位) 38:13
 ヤマハ(同5位)⇔早大(同2位)  36:16
  東芝(同4位)⇔筑波大(同3位) 69:26
神戸製鋼(同3位)⇔慶大(同3位) 100:0


 数字の上から言えば、トヨタ⇔帝京が最も面白いゲームとなる予定だったが、素人の私が見ても、かなりの実力差が感じられた。2回戦以降は、上記社会人とシードのパナソニック(1位)・サントリー(2位)の6チームで戦うこととなる。


 古い話になるが、私が学生時代のラグビーと、今とで大きく違うことがある。昔は、
1)学生と社会人に実力差があまりなかった。→社会人が強くなった。
2)ケガをしてもケアは殆どなし。倒れてもヤカンの水を頭からかけると、選手は不思議と我に返りプレーした。 これを魔法の水と呼んでいた。(ただの水道水だが。。)
3)(私にとっては残念だが)1月2日に学生・3日に社会人の準々決勝が開催された。しかも、箱根駅伝が終わったPMである。箱根駅伝は、今のような国民的スポーツではなかった。これを一躍有名にしたのは、スポンサーの“サッポロビール”である。考えてみれば、ただ走るだけのスポーツを5時間(2日間)も中継するのは、経営者の先見性か趣味?以外には考えられない。


当時は、3年後期の体育授業でラグビーをやった。私はバックス(走ってトライする)を担当していたが、試合中にタックルを受け、そのまま脳震盪で倒れた。気がつくと、同級生が心配そうに私の顔を覗いている。そして、

(先生) おい、長坂 大丈夫か。
(私)  ・・・(無言) 何が起こったか分からなかった。
(先生) どこか痛いところはないか。
(私)   手が痛い。

やがて先生が“救急車を呼べ”と、私をタックルした学生(I君らしい)に告げ、彼は全力疾走で守衛まで行き手配してくれたらしい。それから救急車で三九郎病院まで運ばれ、4日間入院した。
 単なる脳震盪で気を失っただけだったが、周りは“長坂は、これでお終いだ”と思ったらしい。何しろ、目が白くなって体がピクピクと動いていたのだと言う。


今でも、同期に会うとこの話がでるが、当の本人は記憶がないのだから、笑うしかない。
ひょっとして、私がラグビーに興味があるのは、この一件からかもしれない。