コーヒーブレーク 続 息子たち(次男の話続き)

次男の話 PartⅡを紹介する。まず留年の話。


“三重大機械工学科は3割が留年する”と本人は言う。本当にそうかな。。。ちょっと突っ込んでやった。


(私) 3割は本当かも知れんが、それでお前が留年しても“しょうがない”とはならないぞ。
(次男)分かってるよ。
(私) ところでお前1年生の時、出席日数が足らずに単位落とした科目あったよな。どうなったんだ。
(次男) えっ、まぁ。まだ単位が取れてない。留年したら、もう1年頑張ればいいしさ。。
(私) 留年して頑張るなら、今から頑張れよ。父さんは授業料出さないからな。
(次男) バイトして何とかするわ。
(私) だったら今から何とかしろよ。会社じゃ、浪人は良いが留年は駄目なんだぞ。
(次男) へぇー、そんなんだ。逆だと思ってた。
(私)  浪人はいいんだ。頑張って希望大学に合格したのだから、根性があると思われる。だけど留年は逆だ。

   
どうやら、現役合格に値打ちがあると思っているらしい。確かに1年勉強すれば圧倒的に有利になるのだから、合格するのは当り前かもしれない。


(私) 変な話だが、学校の勉強なんか大したことない。まして単位を取る試験なんて、傾向と対策で何とかなる。留年は、そんな簡単なことができないと会社は見るんだ。会社なんて難しいことをやる人なんて殆どいない。簡単なことを地道にやるだけなんだ。
(次男) そうかな。
(私) とにかく簡単にできる内にやれよ。
(次男) はーい。


聞いているのか分からない返事だった。
二十歳そこそこの若僧だから、こんなもんだ。ただ親としては
“ダメなものはダメ”
“父なら、こうする”

この2つは言ってやりたい。

                                  続く