会長の ”そうだ京都、行こう。 2014”  vol.1

春爛漫(都をどり

4月6日に京都に行った。桜が見ごろの春爛漫である。
 さて、桜が咲く時期になると花街(かがい)では舞妓・芸妓による踊りが始まる。先斗町(ぽんとちょう)・上七軒(かみひちけん)・祇園。。この中で、私は、祇園にある甲部歌舞練場で舞妓さんの踊りを観た。
 写真がそれで、60分程度の踊りは春夏秋冬の物語風になっていた。
 「京都を知るには一度は観るべき!」

何とも風流な気分になる。日曜日とあって会場は満員御礼だったが、意外なのは京都人が多かったこと。観る方も踊る方も着物姿である。
“良いね。。。京都だね。日本人だね。”

場所は、石畳で有名な花見小路の奥にある。始まる前に抹茶のサービスがあり、庭を見ながら席につくという意気な計らいにも、京都人の心意気を感じた。


プラス1 また食べたくなる京菓子

御池煎餅(おいけせんべい)
 この煎餅はサクサク感が何とも良い。

麩焼(ふやき)煎餅の歴史は古く、豊臣秀吉北野大茶会(1587年)で供されたとか。あの千利休が、茶菓子として用いたともいわれている。
 購入したのは“亀屋良永”という店で、本能寺・京都市役所のすぐ近くにある。女将さんに歴史を訪ねると、
“うちは、まだ100年しか経ってまへん。「京都で100年です」言うたら笑われます。”

本当かな? と思いながらも、煎餅の美味さに堪能した。値段は写真の1筒22枚入りで1,300円。ついつい買いたくなる京菓子である