定年後の愉しみ その7:京都検定

今回で7回目の“愉しみ”紹介である。会社の多くの先輩が“やることが無くて困る”、“居場所を見つけるのに苦労した”と話していたが、私に限っては、やりたいことだらけで時間を見つけるのに苦労している。きっと、暇のつぶし方が上手いのだろう

さて、紹介するのは京都検定である。12月10日(日)に年一回の試験を同志社大学で受けた。今年で7年連続受験となる。結果は2級70点、3級97点である。70点以上が合格なので滑り込みセーフ。持論だが、検定試験は受け続けることに意義がある。家族には、死ぬまで受けると宣言している。

京都の魅力については散々紹介しているので割愛するが、この試験の魅力は、“京都力”が身に付く。例えば神社仏閣の知識。多くの参拝者は、宗派もご本尊も知らずに手を合わせる。それでも良いのだが、知っていると遠い昔に想いを巡らすことができる。その他、京ことば、食材、祇園祭などの行事も理解できる。
 さらに、直前対策講座の参加も楽しみの1つだ。講師の岩上力(つとむ)先生の、知識、人間性に魅了される。

 昨年に続き2,3級ダブル合格したが、勉強時間は昨年の20%程度だった。それでも受かったのは、上記テキストに記載の神社仏閣(300強)を全て拝観したことが大きい。京菓子(30)全て食べたし、多くのお祭りも見学した。現地現物での確認は、理解も早いし忘れない。


京都には不思議な魅力がある。
来年も、もちろん受ける。