会長の ”そうだ京都、行こう。”  Vol.1

 京都へ行くにつれて、街の深さ(歴史)というか大きさに驚いている。さすがは千年の都である。そんな中で、印象に残った寺院や土産を紹介する。年末、もしくは来年行く機会があったら参考にしてください。


金戒光明寺(こんかいこうみょうじ) 
 今年のNHK大河ドラマ“八重の桜”の中で、会津藩が京都を守るための本陣としたお寺である。藩主 松平容保(かたもち)を綾野剛が演じていたが、とても凛々しかった。実はテレビを通して初めて知ったお寺である。まず疑問に思ったのは、
 “なぜ、無名(観光地として)の寺を本陣に選んだのか”
理由を調べると、
1)江戸幕府徳川家康)が京都を軍事的に守るため、こっそり“城構え”を造る必要があった。
2)御所(天皇住居)、東海道の入り口(粟田口)に近い。
3)1,000名の軍隊を駐屯できる広さがある。

なお、お寺だから宗派がある。浄土宗である。総本山は知恩院。“南無阿弥陀仏”と念仏を唱えると極楽へ行けると説いた法然さんだ。
ところで、“南無阿弥陀仏”の意味わかりますか???


 さて、ここには残暑残る9月に行った。山門は威風堂々としており境内は広い。これなら会津藩1,000名が宿泊しても問題ない。やはり行って見ないと分からない。現地・現物・現認である。また、寺の裏手は山裾に沿って巨大な墓地となっていて京都の街が一望できる。眺めが実にいい。
場所は左京区黒谷町。近くには平安神宮、山を越えれば“哲学の道”である。

                      そうだ京都、行こう。


(追伸)“南無阿弥陀仏”の意味
 お任せします。阿弥陀さん