バンクーバーの魅力(後半)

後半は市街地周辺を紹介する。

ウィスラー 
スキー(アルペン・ジャンプ)やボブスレーが開催される。場所はバンクーバーから99号線を1時間ほど北上する。
途中はイングリッシュ湾という入り組んだ美しい海岸線を左に見ながらのドライブである。麓にある行楽地、特にゴンドラ(ロープーウェイ)乗り場付近は日本のスキー場と雰囲気は似ている.スキー専用リフトでブラッコム山、観光用リフトでウィスラー山までいける。オリンピックはブラッコム山を中心に競技が開催される。私はウィスラー山まで行き辺りを見渡したが、その雄大さに驚かされた。



サイプレス山

スノーボード競技が開催された場所。バンクーバーから北に15分ほど走ったところにある。ジグザグ道を登っていくが、途中に展望エリアの駐車スペースがあり、ここから見るバンクーバーが美しい。オリンピック選手もこの絶景を目にすることだろう。写真左の橋は、前回紹介した緑色の橋である。

ノースバンクーバー
バンクーバーとバラード入江を挟んだ対岸にある。ここは会社の後輩が大学留学していたという街で、
美しさはバンクーバー以上と聞いていたので出かけたが、静けさも含めて評判通りであった。特に坂道から見下ろすダウンタウンの風景に、しばし見とれていたなお、この地域にも美味いと評判の寿司屋が何件かあったが、地元カナダ人に人気のあるパブリック・マーケットに行き、食材を物色した。海老・蟹なの海の幸や、豊富な野菜も多くご機嫌な気分になる

UCB(ブリティッシュ・コロンビア大学)
市内から西に20分ほど走ったところにある、カナダ屈指の名門大学。私が訪問した9月は大学スタート時期だったので、新入生へのサークル勧誘が盛んに行われていた。日本と同じ光景にとても親しみを感じた。結局、ここの学食で昼飯を食べた。(パン・スープと肉・サラダのいわゆるアメ食です)。なお、「武士道」の著者 新渡戸稲造の記念庭園があり、日本風のモニュメントも数々ある。雰囲気としては場違いの感じもするが、アメリカも含めて東洋の神秘さは人気があり、漢字とか畳などが美化されている



バンクーバー空港

最後は空の玄関である空港。おそらく日本人オリンピック選手全員が利用していると思うが、とにかく広い。加えて先住民のモニュメントが飾られておりご機嫌な気分にしてくれた

因みにカナダはアメリカと陸続きであるから多くの人が利用する。そのため、バンクーバー空港内にアメリカ入国手続きができる場所がある。いわゆる出張所だ。ルートとしては、カナダ出国→アメリカ入国→搭乗となる。これでアメリカに到着する際は待ち時間をなくす工夫をしている。(他に、カルガリーモントリオールも同様である。)

オリンピックをテレビを見ていると、選手の泣き笑いが対照的である。勝負ごとであるから当然かもしれない。日本人選手には頑張って欲しいと思うが、大舞台だからベストな結果を出して欲しいものである。そして終わったら、ゆっくりとバンクーバーの美しさ・食の美味さを堪能して欲しい
(長坂)