会長の”大いなるアメリカ” 番外編 ナイアガラの滝

2007年 2月17日午前7時  エリー湖から昇る朝日が水面をピンクに染めた。華氏ゼロ(マイナス17℃)の厳冬である。 

(写真下部のクボミがナイアガラの滝であり、水はここからオンタリオ湖に流れていく)


ホテルの部屋から日の出を眺めていた。こんな景色にめぐり会えるとは幸せなことである。御来光のあと、エリー湖は黄色に変わっていった。幻想的な光景の連続であった。このあと外に出て、冬滝の写真を撮った。寒さは半端でなかったが、その魅力に取り付かれていた。なお、このエンバシーホテル(ヒルトン系)もそうであるが、夏のシーズンは高額で、しかもすぐ満室になってしまう。これに比べ冬は100ドル程度と格安である。

カナダと言えば、ここナイアガラの滝と、
西部のカナディアンロッキーが有名である。日本からも沢山の人が連日押し寄せる。因みに、シーズンのナイアガラは滝の近くまで観光船(霧の乙女号)でいける。

落下する強烈なしぶきでびっしょりになるが、多くの人がそのスケールに感動し濡れることに快感を感じているようだ。なお、あまり知られていないが、ナイアガラには、有名なカナダ滝とは別にアメリカ滝という幅の広
い滝もある。2つともエリー湖から流れる水であり、魅力を増加させてくれる。
 日本から、末っ子(当時小学5年)が渡米してきた時も連れて行ったが、良い思い出になったようだ。写真にある2人の間がカナダとアメリカの国境である。パスポートを持参して行かないと戻るときに手間取ってしまうから要注意だ。

 世界には、考えられないほどの美しい自然と、日本人には馴染みの無い「国境」が沢山ある。これを実際に見て体験することは、とても幸せであり人生に多いにプラスになると思う。