(長坂) 雪の京都   光悦寺(鷹峯)

 左写真は光悦寺(コウエツジ)の梵鐘である。冬場には落葉樹が枯れて殺風景であるが、雪が景色を変え美しい別世界となる。そして、私のような素人でも、苦労せずに見栄えの良い写真が撮れる。
鷹峯(タカガミネ)は金閣寺の北2㌔ほどにある。光悦寺は、本阿弥光悦徳川家康から土地を与えられ芸術村を作ったことに由来する。


 このお寺の売りは、仏像や人物の由来ではなく庭である。茶室や光悦垣と呼ばれる垣根(写真)など見所も多い。また京都市街が一望できるのも一興で、ここでも船岡山(前述)が浮かんで見える

鷹峯には、私の好きな“御土居餅”が光悦堂で買える。8時30分と早かったが店は開いていた。



プラス1 京都検定2級に合格
 勉強をして6年になり、やっと合格できた。70点で合格だが73点とギリギリセーフである。
データによれば、2557名受験し606人が合格した(23.7%)。昨年は68点と2点足りず不合格で、1年間 勉強した。マジで勉強した。受ける前は、少なくとも80点は取れるだろうと自信に満ちていたが、結構マニアックな問題も多く苦労した。合格した要因の1つに、現地・現物確認がある。実際に自分の目で確かめると理解が深まり記憶に残る。  
因みに京都には1300の神社・仏閣があり、この内テキストに記載されている寺院210のうち180を拝観、神社に至っては77の内、74社に参拝した。これをデータベース(日付と感想、そして◎〇△×で残してある。こうすることで、見れば記憶がよみがえる。
大学受験ではないので、合格しても何かが変わる訳でもない。自分の中で「俺は京都通だ!」と自慢できるものが増えたこと。そして、京都が好きになったこと。。
1級はさらに難しく(合格率10%)、チャレンジするだけの値打ちもあるが、とりあえず2級を受け続け、“京都力”の維持向上を図りたいと今は考えている。