会長の”歴史能力検定試験(歴検)冬の陣”

 前回で“夏の陣”を終了したばかりだが、昨日今年2回目の歴検(冬の陣)があった。場所は新栄町にある名古屋文化短期大学という、初めて耳にする場所だった。前回同様、世界史・日本史2級の再受験である。結果発表は1月末だが、自己採点は下記である。

自己採点 合否予想 前回
世界史2級 50問中30問正解 不合格 合格
日本史2級 50問中21問正解 不合格 合格

反省と言い訳
2級を受け続けると決めたのは良いが,モチベーションが上がらなかった。やはり気分転換が必要である。加えて年1回の京都検定が12月9日にあり重なってしまう。来年から歴検は夏1回にしようと思う。



追記 今年の京都検定(京検) 12月9日
 今年も京検を受験するつもりで準備を進めていたが、仕事と重なってしまい断念することにした。昨年は最低級の3級にチャレンジしたが、合格とは程遠くの完敗であった。想えば現地京都(立命館大学)に赴き、受験者が老若男女と幅広い年齢層に加え、彼らの真剣な眼差しに刺激的を受けた。“今年こそは!“と頑張ったわけであるが。。。
 因みに受験科目は以下の6つで、世に言う“京都通”のレベルを問う内容である。
  1. 歴史・史跡
  2. 神社・寺院
  3. 建築・庭園・美術
  4. 芸術・文化
  5. 生活・行事
  6. 自然・観光
 
 当然、京都在住が圧倒的に有利である。例えば
 「大文字焼き(五山の送り火)は、大文字山の“大”から点火されるが、次は何の字か?」という問題がでる。地元の人なら子供の時から見慣れているので“妙”と分かるが、我々ヨソモノは暗記するか、8月16日に現地に行って確かめないと理解できない。この手の問題はかなり多いので苦労する。
 それでも、京都在住を京都通とは呼ばないので、京都通になることを夢見て勉強するわけだ。
この1年に私が勉強したことは、概ね下記である。


 1.京都の世界遺産15箇所全て見学した。
印象に残っているのは醍醐寺三宝院である。ここは庭園が素晴らしく、廊下に座って眺めていると時を断つのを忘れてしまう。豊臣秀吉お気に入りの「藤戸石」もある。この石の名前が試験にも出る。
 (写真中央に立っているのが藤戸石)


 2.祇園祭り 山鉾巡行(7月17日)を見た。
始まりは869年というから実に1,000年を越す長い歴史を持ち、山鉾には重要文化財も多いことから「動く美術館」と言われている。炎天下にも関わらず参加者(山鉾を引く若者に交じって外人も結構いた)と観光客で大混雑であったが、京都人の心意気に感動を覚えた。



 3.傾向と対策講習会に参加した。(一日コース6,000円)
試験を実施する京都商工会議所が主催する傾向と対策講座である。ちょっと節操が無い⇒金儲けという気もしたが、合格するには最短コースだ。9月30日 京都で受講した。当日は台風で心配したが(渥美半島に上陸)、予定通り行った。目から鱗の講習だった。やはり、ヨソ者には集中的に知識を詰め込むのは良い。公式テキストブックを基に充実した内容と先生(京都人)の会話が素晴らしい。 「京都の知恵」を見たような気がした。

 これだけの準備をしたわけだが、当日受験できず残念でならない。来年も当然受験する。まずは3級である。 
真の京都通を目指して、来年のOB日記ネタに“1000年の古都 2013”でも書こうかな。。。

       終わり



*おまけ
 11/28 高専図書館の下にある部屋にて、卒業生による講演会があり20分ほど話をしました。最年長でした。恥ずかしさと懐かしさ、そして若い人と接していると自分も若くなった気がして嬉しかった。詳しくは電気3,4年生に聞いてください、