(長坂)  難しい話(これからの10年、勝ち残る企業の条件)

 久しぶりの投稿である。ちょっと難しい話になるが、雑誌関係者から良い話を聞いたので、紹介する。結論は以下であった。

「これからは厳しい時代がくる。生き残るには、決めたことを徹底的にやる。やり切れるかどうかが勝負の分かれ目である。」


(講演の断片的な内容)
・およそ予測(景気・株価・為替。。。)というのは当たらないが、分かっていることが1つある。それは、時代(経済を牽引)をつくるのは20歳〜40歳までの人口である。すなわち一生懸命働いて遊んで金を使う。この世代が多い国は繁栄する。
・日本には2つの繁栄があった。1970〜89の一波と、2000〜15の二波の2つである。初めは団塊の世代(第1次ベビーブーム)が働き盛りの時、そして二波は、団塊の世代の子供の時代である。
〜グラフが日本の年齢別人口分布。2つある上の出っ張りが団塊世代(昭和22〜24生)、下がその子供達である。〜


・残念だが2,015年で二波も終わった。これからは人口構造が変わる何か(戦争とか、伝染病大量死。。)がない限り繁栄は望めない。
・日本のような先進国は、子供を産まなくなる。高学歴となる。老国の仲間入りである。そして、今まで“中流”だと感じていた8割の人々が3割になる。多くは貧乏になるが、金持ちも1.5倍になる。
・3割の中流を相手にするなら、“違い”を明確にすることが大事。安くて品質が良いのは当たり前。違いは2割が妥当。1割は目立たない。3割はコストがかかりすぎる。
・金持ちを相手にするなら、“お客の言うことを何でも聞いて叶えてやる”
・そして、一度決めたらやりきることが重要。これがブランドとなる。(写真はレクサス。高級ブランドの象徴である)

 陸上競技部にも共通することが少しはあるかな?