会長の”次男の大学受験” あとがき 3
河合塾Yさんへの合格報告
つい先日、久しぶりに会って話しをしたが、次男のことは良く覚えていてくれた。1時間ほど話をする中で印象に残ったことが2つある。
塾に通い続けたこと
(Yさん) 息子さんは、とにかく休まずに通いましたね、これは凄いことです。
(私) そうですか? ただ、通っているだけでした。やる気があったのか、無かったのかわかりません。
(Yさん) そうかも知れませんが、“嫌でも通い続ける” これは自分の財産になると思います。(写真は河合塾 刈谷校)
(私) そうですかねぇ。。
・・・・
継続は力なりと言うが、楽しくもないもの・嫌いなものなら、さっさと辞めて新しい道を進んだ方が賢明の時もある。かって、次男に「休まず」について聞いたが、
“辞める勇気が無かっただけ・波風立てたくなかっただけ“
と答えたのを記憶している。勇気が無いばかりに、寒い日は手袋をはめて・雨の日はカッパを着て。。
よく続けたなと感心する。
志望を“建築”から“機械”に変更したこと。
(Yさん) お父さんの知人(I君)に憧れて建築学科に進みたいと話してましたが、私は最後まで自分の信念を曲げて欲しくなかった。
(私) そうですか。ただ現実的なことを考えると、親としては“やめろ”とアドバイスしたくなる。
(Yさん) 事情は理解できますが、経済的なこと(就職とか。。)で判断するなら、経済学部に進めばいいのです。子供というのは、自分で選んだ道は自分で修正するものです。
(私) うーん。
子供の進路希望に対する親のアドバイスは、結構 難しいようだ。
“何がやりたいかよりも、どこに行きたいか”
を優先させた方が上手くいく。これは経験則らしい。
因みに、長男は京都に憧れていたし次男は一人暮らしに憧れていた。これの実現があったから頑張れたというのは事実だ。しかし我家の息子のように、はっきりしているのは稀ではないか。多くは自分の成績をみて。。。先生がいうから。。。親がいうから。。。友達もこうだから。。。
高校生のころは、そんなもんだと思う。
人間は1つの道を選ぶしかできない。選んだ道で100%満足することはありえない。
後悔を最小限にする決断をしたい。
こうして3年間お世話になった河合塾とも卒業である。私としてはかなり寂しい気がする。思い出せば高校入学前からお世話になったのだ。いろいろあったが、良い結果を報告できて本当によかったと思う。
河合塾 ありがとう。
次男に代わりお礼申し上げます。
続く