会長の”今時の大学受験”           その1 努力に勝る才能なし

息子(長男)が1年浪人して京都大学に合格した。

工学部地球工学科(土木)である。加えて入学手続きの日に、新設された国際コースの選抜試験を受け、授業・テキスト全て英語という環境で勉強をスタートさせることになった。この写真は、4月7日に行われた入学式である。左は妻で小栗先生宅の茶話会常連? 右が息子で中学生まで元旦走り初めに参加していた。


 私は高専に進んだので、いわゆる大学受験について経験がないが、長く辛い1年だったと思う。「良く頑張った!」と褒めてやりたい。

息子は予備校ホームページの合格メッセージに以下のコメントを書いている。

「正直、自分が合格したことが信じられない。でも一つ言えることは、本当に志望校を変えなくて良かった!!意地を張り通してよかった!駿台に通わず、自分で勉強していたら絶対受からなかったと思う。駿台の最高のカリキュラムや講師、クラス担任の皆様、そして一緒に頑張った駿台生、友達全部に感謝している。やっぱり駿台だよ!!」


 写真は受験に使用した教材の山である。モノサシで測ると5メートルあった。勿論すべて完璧にやったとは思わないが、これだけの量を勉強する必要があったことを物語っている。お陰?で、息子を通して“今時の大学受験”について勉強させてもらった。試験問題・大学ランク・受験費用・予備校・受験生の心理。。。 
これらについて次回から紹介していきたいと思う。             続く

プラス1 
京大個別試験の数学問題「6」が面白いので紹介する。因みに息子は全く歯が立たなかった。もし解けたら、京大を受かる素質は十分あります。

 空間内に四面体ABCDを考える。このとき、4つの頂点A,B,C,Dを同時に通る球面が存在することを示せ