会長のUSA大学散策(その1 ハーバード大学)

長坂です。私が3年間のUS赴任中に見学した大学見学記を連載します。 
(写真は全て自作)

ハーバード大学(マサチューセッツ州 ボストン)

 ハーバード大学は、赴任してすぐ’05 5月に行った。折りしも小栗コーチの弟である信也夫妻がニューヨーク州アルバニー近郊に住んでいたので、彼のアパートにお邪魔したついでに、ボストンまで3時間かけ、車でマサチューセッツ州を横断して行く事になった。
何と言っても世界のハーバードである。どんな所かわくわくさせて行ったが、建物は思ったほどの美しさ(厳粛)はないと言うのが第一印象だった。勿論、ハーバードさん(銅像)の足を触った。これは、「足を触れると幸運が訪れる」という言い伝えがある。当然ハーバードさんの左足だけが光っていた。
世界中どこも同じだと安心した。また、卒業式が行われるホールデンチャペル・ハーバードヤード、そして向いにあるワイドナー図書館の前に立った時、
「これが天下のハーバードか!」


と有頂天になった。構内を歩いたが、日本の大学と雰囲気は同じだと思った。大学を一歩出ると、本屋・コーヒーシャップを始め、お土産屋も多く学生の街と言う感じだ。なお、ハーバードから3キロの距離に、あの有名なMIT(マサチューセッツ工科大学)がある。
実は2校ともボストン市ではなく、チャールズ川をはさんだ対岸のケンブリッジ市にある。いかにも英国を意識した名前だ。ニューイングランドと言われる所以である。因みに世間で言われる超エリートコースとは、MITを卒業して、ハーバードのビジネススクールを卒業することらしい。
ボストンは、アメリカ独立戦争に舞台となった「ボストン茶会事件」の港をはじめ、ビーコンヒルという高級住宅街がある。
歴史(由緒)ある街のたたずまいに感銘を受ける。また、大リーグのボストンレッドソックスの本拠地がある。松坂投手も、ここで活躍しているのだろう。そう言えば、信也君が勤めていた会社の社長がフィル・モーリスと言う人で、レッドソックスのオーナーの1人だった。(レッドソックス5人衆と言われている。資産が800億円あるというから驚きだった。アメリカンドリーム!)。そこで、信也君にフィルのサインを頼んだ。フィル社長からは、「ノブ(信也君のニックネーム)の頼みだから、どの選手のサインか欲しいか言ってくれ」と問い合わせがあったが、私としては、選手よりも、オーナーのサインが欲しかったので、彼のサインを書いてもらった。
(Takao Nagasakaと書いてある、私の宝の1つ)。ただし、今なら松坂に「長坂さんへ」と付け加えて書いて欲しいかな?
→この程度のことは、オーナーには簡単なことです。  
 それにしても信也君は凄いな。アメリカで人望を得ることは大変だ!!

実は、その年の11月末に再度ハーバード大学を訪れた。ニューヨークから列車に乗ってボストンまで行くツアーに参加したのだ。マンハッタンのグランドセントラル駅を出発して3時間、東海岸をゆっくり眺めながら行くのもオツなものだった。
ただし、11月末(サンクスギビング休暇)のボストンは−3℃と寒かった。定番の「クラムチャウダー」をクレイシーマーケットで食べたが、これが本当に美味かった。

東海岸は、ロブスター(メイン州)、蟹(メリーランド州)が豊富で、とても美味い。


 ハーバード大学へ行くには、ボストン空港から車で1時間強であるが、日本から行こうとすると、ニューヨーク目指して旅行しオプションツアーに参加するというのが、効率的だと思う。  若いときに一度は行きたいハーバード!

ハーバード大学概要
http://www.harvard.edu/
1636年 清教徒ピューリタン)の牧師を育成するために創立した全米最古の私立大学。有名人には、現職のオバマ大統領(ロースクール)や、ケネディ大統領。日本人では、皇太子妃 雅子様とはじめ、私が個人的に好きな中谷巌先生(一橋大学名誉教授)、プロ野球 楽天オーナーの三木谷さん、ノーベル化学賞の野依先生、小泉内閣の重鎮である竹中平蔵大臣などがいる。東京大学の前身である昌平坂学問所(1790年)より150年も前に建てられている。モットーは「Veritas(真実)」学生19,000人

          次はコロンビア大学

(写真が大きすぎた。やり方が良く?。次回までに修正します)