(長坂) 大学からコンニチワ 5

1月26日(金) 名大より

写真は、名大図書館3Fからの雪景色である。前日の雪が残っていて、寒そうに歩く学生の姿が目立った。

 名大も来週から試験週間となるため、ここ図書館には様々な学部生が勉強している。私も経済学の科目受講生としてお世話になっているお蔭で、文系科目もわかるようになってきた。加えて高専の電気工学を卒業したので、理系の内容も馴染みがある。教科書の表題やプリント内容から、何を学んでいるか想像がつく。
 『一生懸命 勉強してくれ。』こう呟きながら眺めている。

 さて、私が学んでいる「政治経済学」は、現代資本主義とは何かを理解するものだ。当初は難解に思えたが、知れば知るほど興味が沸く。今まで勉強して分かったことは、
1) 世の中には、現金・預金・定期・国債などの貨幣と呼ばれるものは沢山あるが、この中で現金通貨(1円玉〜1万円札)は約100兆円ある。しかし、これは全体の5%強しかない。残りは紙切れなどの“信用”で金融システムは動いている。
2) 利子率は誰がどうやって決めるのか(今は限りなくゼロだが)? 株価のように、市場の相場(売りたい人と買いたい人のバランス)で決まると考えている学派と、中央銀行(日銀)がコントロールするものと考える学派がいる。

 来週は試験である。若者に置いていかれないように一生懸命勉強している。


プラス1 大学ランキングから推測した豊田高専のレベル
センター試験も終わり、受験生は各大学の2次試験に向けてシノギを削っている。私が若かった頃、この表題にとても関心があった。人生は同時に2つのことはできない。もし高専に行かなかったら。。。と考えるのである。


 ところが、我が2人の息子が父の関心ごとに答えてくれた。以下は事実である。
① 長男は豊田高専or刈谷高校を考えていたが、刈谷高校から京都大学工学部地球工学科に進学した。当時、彼から相談を受けた私が言ったのは、
『お前は競争することに関心があるタイプだから、進学校に行って切磋琢磨した方が良い』
詳細は、バックナンバー「今どきの大学受験」を参照ください。2011年4月20日


② 次男は豊田高専を100回受けても合格しないレベルだった。結局、半田東高校から三重大学工学部機械工学科に合格した。
詳細は、バックナンバー「次男の大学受験」を参照ください。 2013年3月10日〜

以上から言えることは、
『豊田高専のレベルは、三重大以上 京大もOK

もちろん、走初めに来てくれた現役 東大院生を含め、陸上部OBにも複数の東大進学生がいる。東大はもとよりMITやオックスフォードへの合格も可能かもしれない。(我息子も1か月ではあるがオックスフォードに留学していたし。。。)

いずれにしても、「もし高専ではなく進学校に行っていたら、国立工学部は合格する」と思って間違いない。
〜写真はオックスフォード大学の図書館。長男はこの中で勉強したというが、、本当かな?〜