(長坂) 親の子離れ

 昨日、長男の卒院式に参列した。
3人の子供を持つ父親だが、今まで入学式・卒業式の類はすべて妻任せだった。仕事が休めなかったこともあるが、今回 妻から“一緒に出ようよ”と言われた時、“じゃ、行こうか。”と思った。
 長男は、1年間の浪人と6年間の大学(京都でのアパート)生活だから金が掛かった。幸い私が元気だったのと、会社が順調だったので仕送りが滞ることは無かったが、よくやったと自分を褒めてやりたいくらいだ。

さて、卒院式には家族連れが沢山いた。そして、本人よりも親の方がハシャイデいた。総長のお祝いの言葉に涙している親もいた。皆うれしいのだろう。

ただ、これで長男は就職し独り立ちをする。有難いことだけど、何となく寂しい。
 『親も子離れ』しないといけない。