(長坂) 息子たち

 先週末、下宿している2人の息子が同時に帰省した。正月以来2か月ぶりである。
まずは長男の話。


 京都大学地球工学科(土木)の4回生である長男は、結局大学院にいくことになった。工学部の校舎は研究室ごとに吉田(本校)・宇治・桂(西京)に分かれており、長男は桂となった。近くには、西京極陸上競技場がある。一度、桂キャンパスを見に行ったが、高台にありとてつもなく広い。まぁ 環境としては良いのだが、別の見方をすれば“京都色”が無い。
今までの吉田キャンパスは良かった。隣には節分祭で有名な吉田神社があり、少し歩けば銀閣寺・哲学の道。。。。”左京”は華やかである。
4年間、父は良い思いをさせてもらった。


・当初の予定では、卒業式(3月23日)に妻と参列し、京都見物を楽しむつもりでいた。しかし突然、

長男  「3月15日から3週間、イギリスに留学するけど、良いでしょう。。」
私   「そりゃ、断る理由もないしなぁ。まさか卒業式があるから止めろとも言えんし。。」
長男  「学費・生活費はジョン万次郎基金?で無料らしいが、飛行機代が15万かかる。。
     出してくれん?」
私   「ふっ、 良いよ。。。」
長男  「良かった。助かるわ」

これで、“京大の卒業式”はお流れとなった。
 “まっ、いっか”



 折角の楽しみが無くなるのは嫌なので、急遽今週末 京都にいくことにした。ちょっと遅い “梅”と“見ごろの椿”、そして東山で開催中の“花灯籠2015 (写真)”でも見物したいと思う。


親孝行の息子をもって幸せなことである。

“親の七光り”じゃなく“逆光”って言うらしい。