会長の ”歴史能力検定試験(歴検)夏の陣  後編”

もっと早く記載するつもりでいたが11月になってしまった。“夏の陣”どころか12/2(日)に冬の陣があるが。。。 それはさておき、後編は歴検の勉強をしていて良かったことを紹介します。
まずは世界史から。


(世界史) 世界の中心・世界の華(はな)

今回の試験問題に中華思想の説明文があった。

 『世界の中心には中国の天子が位置するとして、外国を東夷(とうい)・西戎(せいじゅう)・(A)・北狄(ほくてき)という一段下の存在とみなした。さらにこの考え方にもとづき、中国の天子は周辺諸国の君主に位階などをあたえて冊封(さくほう)関係を結び、これに対して周辺諸国の君主は、臣下として天子の徳をしたって朝貢の使いを送る、という外交関係がとれらた。』

 上記の(A)に入る言葉を記せという問題である。答えは簡単で“南蛮”であるが、バンという漢字が浮かばなくて、苦し紛れに(南蕃)と書いてしまった。勿論試験だから ×。中国史(日本史もそうであるが)は漢字が書けないと何もならない。歴検は50分で50問なので、悠長に解答する余裕はないが、問題を読みながら「へぇー、そんなんだ」と関心した。
(写真は北京にある紫禁城。明・清の時代 皇帝が正面(大和殿)の椅子に座った。天安門広場から入場できるが、スケールの大きさに圧倒される。)

子供のころに教えられることは素直に頭に残る。たとえば私がガキの頃は、「人様に迷惑をかけてはいけない。年寄りを敬いなさい。長男は家を継ぐ,。。。」である。時代が変われば親が教えることも変わっていくが、上記の中国思想はこれからも脈々と言い伝えられる気がする。

試験を通して、昨今問題となっている尖閣諸島の根底にあるものに気付いた。


日本は、「トラの尻尾を踏んでしまった!」
かなり長引くのでは。。。と心配している。
トヨタの車も売れないので早く解決して欲しい。

                   続く