去る7月10日(日) 諸事情を押して望んだ世界史3級・日本史3級・英検2級の試験結果が今日届きました。
| 合否 | 得点 | 合格ライン | 合格率 | 自己予想 |
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世界史3級 | 合格 | 70 | 56 | 43 | 不合格 |
日本史3級 | 合格 | 64 | 60 | 39 | 合格 |
英検2級 | 合格 | 24* | 19 | 30 | 合格 |
*英検2級の満点は33点
ということで、嬉しい結果となりました。既述に引き続き今回は受験したこと(勉強していること)による感想・効用そして今後を述べたいと思います。
(世界史3級)
世界史の勉強をしたいと思ったのはUS赴任の2005年。始めたのは帰
国後の2008年だから、かれこれ3年が経つ。真剣に勉強しようと思ったのは、08年にイタリア・パリへ旅行する機会ができたこと。歴史を知っていると旅行に行ったとき本当に役だった。
「ここが、教科書の。。。」
である。普通なら旅行が終わってしまえば興味も冷めるのだが、たまたま歴検の存在を知ったのがラッキーであった。試験は目標そして期限があるので、私にはうってつけの勉強方法だと思う。
最近、役に立ったことを紹介する。
1)ドイツに赴任している後輩が一時帰国した際、あまり旅行をしていないと言ったので、
「せめてサンスーシ宮殿くらいは行けよ。
フリードリッヒ2世が泣くぞ!」
と言ったら、周りの同僚を含めて尊敬の眼差し?が向けられた。
2) 先日妻とテレビを見ていると、「オランダが東南アジアに植民地を作り。。。」と紹介されていたので、
私:「オランダはどこから独立したか知ってる?」
妻:「えっ? オランダはオランダじゃないの?」
私:「
オランダはスペインから独立したんだ」
妻:「へぇー。。。」
いつも叱られている私にとっては、たまには。。。
さて、過去の2級受験を3回続けて不合格となり、今回3級に変更しての合格だった。試験の出来に自信が無かったので、合格証書という形に残るものが持て正直嬉しいというか、ほっとしている。次の12月は思い切って2級にチャンレンジしたいな。
(日本史3級)
前回に続き合格とは言え、丸暗記に近い知識である。今後は特に明治時代の
変遷とか、
平安時代の武士台頭あたりを深く理解したい。
「時代を変えるために、人はどのように考え・動くのか。。。」
これぞロマンである。
そもそも勉強を始めた動機が、世界史にも飽きたし。。。、加えて2年間と日も浅いので知恵となっていない。従って勉強の効用は正直無いが、強いて言えば息子の京都住まいが始まったことで、1000年の古都を現地・現物・現認していく材料にできればと思っている。世界史同様、1ランク上の2級にチャレンジするのがいいかもしれない。
(英検2級)
前回に続き3回続けての合格である。次回10月15/16 1次試験の申
込みを既に行った。たまたま息子がお世話になった塾の団体扱いで土曜日の夜に受けられることが、継続している理由の1つである。受験料+お中元代?として塾長のWちゃんに感謝しつつ渡した。
今回の受験で感じたことであるが、少しづつ力がついてきたと思う。ちょっと新鮮さがなくなり勉強もおろそかになったが、繰り返しているせいか問題が解けるのである。
「毎日、少しの時間を英語モードの頭にする」
これはとても重要だと思う。仕事で来日している米人との毎日5分の会話でさえ、続けていれば思考回路が活発化してくるようだ。
「英語は勉強するのではなくて、使う!」
これに尽きる。
*今後
私が入社した時の社長が以下のことを言っていた。
「人間が成長するためには、常に高い目標に向かって挑戦することが大切である。」
若いころなら
「常に高い」でも良いが、今の私に必要なのは
「少し高い目標」かもしれない。この意味で、英語の目標をどこに置くか? 思案中である。