墨絵のスポーツ

 猛暑のせいか投稿が少ないので書きます。本棚を整理していたら、東海地区高専大会のプログラムが出てきました。第25回(1987年)のもので犬塚先生が5年生の時です。記録を見ると犬塚先生は1500(4’07”4)、5000M(16’16”0)の両種目で優勝しています。現役の学生は偉大な先生を目標に練習に励んでください。
 プログラムの表紙の墨絵は故斎辰雄(ときたつお)先生(元中京大学体育学部長)の描かれたものです。初代校長の須賀先生と親交があり、豊田が主管校のときはいつも使われていました。以前は予算が潤沢だったのか、参加賞も日本てぬぐい(墨絵のデザイン)がついていました。私も10回(1972年)は選手で、15回(1977年)、25回(1987年)は審判員で参加していただきました。日本手ぬぐいはペナントのようにして壁に貼っていました。今は行方不明で手元に残っているのは、この25回大会のプログラムだけです。名古屋市営地下鉄の「瑞穂運動場西」駅の壁面には斎先生の描かれた陸上競技の墨絵がありますので瑞穂に行かれた時はぜひ御覧になって下さい。芸術性の高いすばらしいものです。