会長の”イマドキの大学受験(予備校)”                                                         第一志望は、ゆずれない    その3

その3 駿台(予備校)で成功するための鉄則10
 さて、予備校とはいかなるところか興味津々であった。授業料については前述したとおりであるが、スケジュール・授業の時間割・講師。。。息子もそうであるが、私にとっても未知である。これから紹介していくが、その前に始めて息子に見せてもらった資料を紹介する。


駿台で成功するための鉄則10」

鉄則① 休まず授業に出席する。
鉄則② 利用できるものは何でも利用する。
鉄則③ 刺激になる良い友達(ライバル)をたくさん作る。
鉄則④ 実現可能なコマメな学習計画をつくる。
鉄則⑤ 模試・校内テストをうまく活用する。
鉄則⑥「悩み」や「不安」はあって当たり前! それとうまく付き合っていくこと。
鉄則⑦ 途中で逃げない! 最後まで絶対あきらめない!
鉄則⑧ 親を心配させない。
鉄則⑨ 夏期講習会・冬期講習会は実力に差がつきやすい時期。
鉄則⑩ 駿台に入学した時の「誓い」を一年間守り通す。



 以上の10項目であるが、正直親の目から見れば当たり前のことしか書かれていない。そういえば、プロ野球で優勝した中日:落合監督が、「らしさ?」との質問に対し、
「当たり前のことを、当たり前にできるように指導すること」


と答えていたのが印象的であったが、それと同じ内容かもしれない。上記鉄則は駿台の経験から生まれたものなので、浪人生には説得力を与えるに違いない。
「1年は長いのだ。」


 さて、鉄則⑩における「誓い」というのが、各教室の後に名前入りで張り出されている。一端を紹介する。
・自分に負けない。
・自分を信じる。
・受かる。
・毎日全力を尽くす。
・京大合格。
・前進。
・東大合格。
・しっかりやる。
 異質は、
・「はっ? 京大受かりますけど」

浪人生は自分の誓いを皆に示すことで、初志貫徹を目指すのだろう。因みに息子はシンプルに「京大合格」であった。

                              続く。


プラス1 浪人生から親へのメッセージ 
前回に続き、生の声を紹介する。


☆ここは理解してほしい・・・お願いしたいこと。
・計画的にやっていることを理解して。
・成績表だけですべてを判断してほしくない。
・今は結果がでないことについて、何も言わないでほしい。急激に成績は伸びない。
・たまには休息が必要ということ。
・やる気のなくなることを毎日言わないで欲しい。
・家では勉強の話はできるだけ出さないで欲しい。
・イライラするけれど、それに関して怒らんでほしい。
・“勉強してないのかよ”みたいに思わないで欲しい。
・頑張ってます。
・受験生の精神状態。結構疲れてるんだよ。
・塾で頑張っているので、家では遊んでいても許してほしい。自分が一番わかっているから、ガミガミ言わないでも、わかってます。
・もうちょっと遅くまで塾に残りたい。
・一番不安なのは自分なんだから、もう少し静観して欲しい。
・プレッシャーをかけないでほしい。
・一日中勉強するのはさすがに無理だし、ご飯食べた後1時間くらいゆっくりさせてほしい。
・やる気はあります。
・遊びたいお年頃なんだよ。
・四六時中、“勉強しなくていいのか”って言わないでほしい。