コーヒーブレイク(長坂)                                                        北の国から: 小樽

 先日 北海道を訪れた。高専2年生の夏以来だから35年ぶりである。あの時は“道内一周20日間”という周遊券を買って、3日に一度ユースホステルに泊まり、残りは夜行列車か駅の構内で寝るという当時のスタイルで旅行した。お陰で北は利尻島・東は釧路・南は函館と、道内くまなく廻った。今回は仕事だから札幌近辺であるが、最近の情報も含めて“食”を紹介する。


小樽
“おたる”という響きは、北の国にピッタリする。小樽運河・海の幸、そして有名店が並ぶ遊歩道と3拍子揃っている。

「小樽は素晴らしい!」

写真が小樽運河である。運河に沿って歩いていると、昔ながらの情緒を感じさせてくれる。この地を有名にした歌、“小樽の人よ”の歌詞も歩道に掲げてあった。ここは、オジサン・オバサンにも大いに喜ばれる場所だ。


9月9日テレビ「ぴったんこカンカン」で放映された2店を紹介する。
ルタオのチーズケーキ“ドゥーブルフロマージュ
 あの島田伸介が“おいしい”と勧めたことから人気に火がつき、今やテレビ・雑誌で紹介される一品である。写真がルタオ のスペルであるが、小樽を逆にしたのが由来で、2階が喫茶ルームとなっている。
紅茶と定番の“ドゥーブルフロマージュ(写真)”を食べた。味の濃いケーキだった(確かトータルで650円)。コーヒーではなくて紅茶が定番らしい。
せっかく来たのだからという旅行心理に負けて、冷凍宅配を注文した。(写真の丸サイズ1050円)



②北菓楼の“開拓おかき”
 かつて栄えた小樽の姿を偲ばせる歴史散歩道堺町通りの一角にある。上記ルタオは100m先だ。
 何といっても“開拓おかき”がお勧め(380円と手頃)。色々種類があるが、帆立と甘エビが売れ筋との店員のアドバイスから8袋も買ってしまった。おかきと共に昆布が入っていて絶妙な味のバランスだ。

これは美味い。

北海道に行くなら、老いも若きも小樽へ行こう。

                             続く