会長の”勤続30年を振返って”                                                   その3:仕事のできる人

 技術10年・営業20年の間、お客さんを含めて沢山のサラリーマンを見てきたが、“仕事のできる人”は

“センス”と“大局観”を持っている。


 仕事人=“出世人”ではないが、その前提には“偉くなりたい”という気持ちが強くないといけない。スポーツの世界でも同じである。“勝ちたい”と思う気持ちがどれだけ強いかが勝敗を左右する。サラリーマンの世界も、見方を変えれば“勝負事”である。ただ、大きく違うのは“会社をこうしたい”・“新技術を開発したい”などの“こだわり”・“思い入れ”・“夢”がないと勤まらない。会社には、お客さんと競争相手(社外)がいる。

 もう1つは運である。会社が潰れることもあるし、病に倒れたり災害にも遭遇する。これは、もうどうしようもないこと。神様にお祈りだ!!
一方で、若い頃から“この人は偉くなるな”と感じられる人は実際にそうなっている。逆はない。


プラス2 現役諸君に一言
①マイルリレー(3分17秒10)は凄い 
 単純に考えて、400mを50秒で走ったとしても3分20秒だから、これは本当に凄い記録だ。OBとして誇りに思うよ。 我々の時代は、なんと3分50秒台だったと記憶している。比較するなと現役は怒るかもしれんが、これは60秒を少し切るタイムで4人が走る計算だ。因みに、偉大なOB加藤聡君は1500mを3分54秒8で走ったから、彼一人がマイルリレーで走っても同じくらいになってしまうという恥ずかしい話しだ。これ以上書き続けると、会長の権威失墜となるので、この辺で止めます。


(参考:世界記録は凄い)
話しは変わって下記を見て欲しい。

42.195キロ名前時間
マラソン世界記録パトリック・マカウ2時間3分38秒
高校駅伝(昨年優勝)鹿児島実業2時間3分59秒
 昨年の覇者鹿児島実業が7人で走るタイムよりも、一人で走るパトリック・マカウの方が早いというのは興味深い。高校駅伝と言えばトップレベルの大会であるが。。。。。 世界には凄い奴がいると改めて思う。
私には“雲の上の人”を超えて“宇宙人”だ。


②これからも全員が輝いて欲しい。
 皆さんは実感がないかも知れないが、いい結果が出せるというのは、いい環境(指導者・仲間・ライバル・施設・雰囲気・OB?)が整っていないとダメなんだ。

今はいい時だと思って、大切に!


③両親・祖父母に会いに行ってくれ。
 最近、私の父親が私の息子(孫)に会うのを楽しみしている。昨日も息子と、歩いて300mの中華料理屋で酒を飲んだと言って喜んでいた。どうも、子供より孫の方が可愛いらしい。これを読んでいる現役諸君(特に寮生)で、ジイちゃん・バアちゃんがいる人は時間を見つけて会って欲しい。
そういう親も同じ気持ちである。ただ、子供の前では弱みを見せるのが恥ずかしいから言わないが。 
私が若い頃は、「何で親と。。。、どうせ会っても文句と心配事しか言わないし。。。、ヒマないし、。。。」と思っていた。しかし、人の親になって良く分かった。寮生よ! 文句言われてもいいから会話してください。
 
親は嬉しいんだ!!


*追伸  そろそろホームページの写真変えてもいい頃だよ。(石川が写っている)

                                続く