会長の”幸せな気分を継続するアイデア” その2

“やりたいこと”は我慢せずにやる。

アメリカ駐在中に、「満足とは何か」と真剣に考えたことがあった。幸か不幸か単身赴任だったから考える時間があった。そして、出した答えは
 「やりたいことを、やりたい順番に、やりたいだけ出来たら、きっと満足する」

考えて見れば当然かもしれない。されど、現実は金とか時間とか家族とか。。いろんな制約があるので、思いはかなわないことが多い。ただ、「やりたいことは何か」といつも考えている。できることは我慢しないでやることにした。そして、
 “やりたいこと”は案外、“ささいなこと”が多かった。実現すると幸せな気分になった。

ちょっと恥ずかしいが、最近「やったこと」を紹介する。

①電子辞書(高校生用)を購入した。 
 前述した、英語と歴史の勉強道具である。すぐれものである。ここでの制約は2つ。
①家族のヒンシュクを買う。
 (そんな物に3万円も払うなら。。。)
②人前で使うのが恥ずかしい。(50歳の叔父さんが。。。)    
 しかし欲しかった。そして一発奮起して購入した。嬉しくて仕方ない。子供の頃、欲しいものを買った日は、枕の傍に置いて寝た記憶があるが、それに近いものがあった。


②“ブルーマウンテン”コーヒー豆を買ってしまった。
休日になるとドリップでコーヒーを飲むのが楽しみの1つであるが、妻が買ってくるのがアメリカンタイプの薄味であり、できれば究極のコーヒーが飲みたかった。夫婦喧嘩になっていけないので飲み続けていたが、イオンで値段をみると900円となっている。(一杯に換算すると40円程度)
「まっぁ、いいか。買おう!」

さすがにブルーマウンテンは美味い。喫茶店で飲む味に匹敵する。
休日の午前中は、コーヒーを飲みながら寒い外の風景を眺めている。
 至福な時間である。

 これに肖って、コーヒーカップまで購入してしまった。行きつけのスターバックスコーヒー店に展示してあったデミタスカップだ。とても気に入っている。読者の皆さん 我が家の美味しいコーヒーを粋なカップで飲みたい人は、どうぞお越しください。


③車中で聞く音楽を“演歌”にシフトした。
 若い頃から演歌は好きなジャンルであった。大した理由はない。心地よいからである。人前で聞いていると年寄り臭いと思われるし(年寄りかも知れないが。。。)、家族からは不評である。だから、たまに聞く程度であったが、年明けからは「好きなものを聞こう」と決めた。
北島三郎五木ひろし前川清。。。
鼻歌まじりのドライブになるが、とても幸せである。


 大きな幸せを努力して手に入れることも大切であるが、小さな幸せを積み重ねていくことの方が、人生は豊かに暮らせるかもしれない。