会長の”大いなるアメリカ” その4 グランドキャニオン

この写真は、“ヤバパイポイント”という展望台から撮影したものである。その雄姿もさることながら、眺めている人間の後姿も絵になる。彼らの多くは、長い間じっと動かず眺めている。一体何を考えているのだろうか。。。

 アメリカ各地を旅行して多くの写真を撮ったが、どこから撮っても絵になるところが3箇所あった。ナイアガラの滝、自由の女神、そしてこのグランドキャニオンである。日本では味わえない風景と、そのスケールの大きさがここにはある。

いくつかあるポイントは、何処も観光客であふれているが、最も東側にある“デザートビュー”までくると、眼下にコロラド川が悠然と流れ、荒野が地平線まで続いている。見ていて飽きることが無い。感動のあまり涙があふれる瞬間であった。妻が渡米して来たとき、人で賑やな“サウスリム”と対岸にある“ノースリム”に連れて行ったが、妻は一箇所に立ち止まり夕日に染まるグランドキャニオンを
ひたすら見続けていたのを思い出す。刻々と変わっていく姿は幻想的である。
(アクセス)
最も近いのはフェニックスだが(車で3時間半程度)、日本から行く場合、ラスベガス又はロスアンゼルスからオプションアルツアーが便利である。飛行機から見るツアーもあるが、ゆっくりと時間をかけて眺めてほしいと思う。人生観が変る!は大げさかもしれないが、一度は見ておきたいグランドキャニオンである。