定年後の愉しみ その6:写真

 この写真は、先月メルボルン旅行した際リタイアした仲間同士が愉しくボートを漕いている風景である。表題にピッタリだったので、了解をもらって紹介した。

さて、会社における福利厚生の1つに写真部があり、退職を機に入会した。毎月1度、メンバーが自信作?を持ち寄り相互採点し、点数の高い10枚を掲示している。実は、この写真を初回の展示品として持ち寄ったのだが、一票も入らなかった。私としては上位入選間違いなしと自負していたが残念無念だった。
後で講評を聞くと「ありふれた作品(狙いが?)」とのこと。


 言われてみれば、その通りかもしれない。写真の出来と本人の思い入れは違うのだ。一方で入選する作品及び講評する人々の技能というか、見る目は一流だった。今後は謙虚な気持ち、いや割切った気持ちで相互採点会に参加し、他人の評価を受けたいと思う。

(備考)
左写真は一昨年に撮影した高千穂峡の一コマである。太陽のスポットライトが暗い水面を照らし、それを利用してシャッターを切っている風景で、一瞬の出来事だった。このような動き・特徴に視点を持ちシャッターチャンスを逃がさない写真を撮りたいと思う。