会長の “夏だから。。。”

夏山2013  プラス1


山登りの話は先回で終わったが、下界での出来事を紹介します。

 
本来なら2泊目も山小屋泊まりの予定だったが、期せずして一日早い下山となってしまった。そこでS君と妻に話した。
 「もし甲府市のビジネスホテルが予約できたら明日は観光にしよう。NGなら深夜になるが帰ろう」

 既に17時を過ぎていたが電話をした。数件断られ最後の一件と思って掛けると、“シングル3部屋空きあり”というではないか。
“こんなこともあるんだ。泊まるしかない!”
早速予約して一路甲府市内を目指した。
(ドーミーイン甲府 朝食付き7,800円と若干高めだが食材が豊富で美味かった。 写真) 
岳人に言わせれば、“登山者の風上にもおけん”と怒られそうだが、登山が観光となった。
 
そして翌日、言われるがままに寄った観光スポットを紹介する。


 

登美の丘(サントリー)
 せっかく甲府に来たのだからワイナリーに行きたくなった。聞けば勝沼ワインが有名だがサントリーも素晴らしいという。結局、名古屋方面に近いという安易な理由で登美(とみ)の丘に決めた。甲府は前日40・6度の猛暑日となったが、この日も暑かった。名古屋と比較すると、風が全くないのでより暑い気がする。ここは工場見学ツアーと試飲(共に無料)ができる。私は酒に弱いので運転手として犠牲となり、妻とS君は赤ワイン・白ワインと次々に飲みご満悦の様子だった。
(写真はレストランより甲府市街を望む。夜景はさらに美しいらしいが時間制限あり)


武田神社
武田信玄を祀ってある神社で、“雨林火山”の旗印や武田二十四将図がある(宝物殿 有料)。ここは見ごたえがある。有名な言葉
「人は城 人は石垣 人は堀. なさけは味方 あだは敵なり」
は戦国一の武将にふさわしい。

ここを選んだ理由は、上述のワイナリー開園までの時間調整で立寄ったのだが実に素晴らしかった。
(写真は神社の鳥居。アイアイ傘(日傘)はS君と妻、私は写真係?)
なお、写真の鳥居から甲府駅まで一直線に伸びた道があり、その両側に山梨大学がある。遊ぶにも学ぶにも環境抜群だ。)


(食) そば処 三分一(さんぶいち)
 “そば(ざるそば)”には、かなりのコダワリがあると自負している我が夫婦は、今まで数々の蕎麦屋に寄った。敢えてNo.1を言えば 長野県 治部坂にある そば処 “おにひら”である。子供が小さいころはドライブと称して食べに行った。 実に美味い!
 さて、三分一を選んだのは、宿泊ホテルのエレベーターにチラシが貼ってあったというそれだけの理由だ。
 “まっ、いいか。昼飯は蕎麦でも食うか。”
正直 あまり期待しなかったが行ってみて驚いた。14時30分なのに店は満員である。しかも30分も待たされた。“さぞかし美味いだろうな??”と思って食べると絶品。麺に腰があり実に美味い。そば処“おにひら”には申し訳ないが、No.1は三分一に変更である。なお ここの湧水は日本名水百選にも指定されている。蛇足までに、場所は
 山梨県北杜市“長坂町”です。

長坂ね。。。  ナンチャッテ。

という訳で、昨日のホテル予約から“こんなこともあるんだ。。”の連続だった。思えば、山登り(縦走)は散々だったが、無計画の観光は全て“良し”と変な結末になった。

まっ いいか。。。

                   終わり


(追伸)
今回 紹介した山の写真は2014 元旦茶話会に持っていきます。