会長の”台湾の魅力”  PARTⅠ

 2週間ぶりに投稿します。前回の大学受験話しを気合を入れて書いたせいか、終わったら逆に気が抜けてしまいました。そして、次に何を書こうかと思って書き始めたのは台湾旅行シリーズですが、初回が大学の話しになってしまいまいた。
 ”またぁー”と思われるかも知れませんが、初回だけ我慢してください。(次回から食べ物?の話しにする予定ですので...)
  
 台湾の魅力 
 2月25日〜27日にかけて台湾を旅行した。寒い冬から逃げたかったのと、公私ともに忙しい日常から離れたいというのが動機である。今までの海外旅行は数ヶ月も前から準備するのだが、今回は場所が近いこともあり、安いツアーを待つパターンで2週間ほど前に決めた。残念ながら生憎の雨模様となったが満喫できた。以下、私が観て感じた台湾を紹介する。
〈写真は円山大飯店(ホテル)の庭:センスの良さに感動して撮影した。〉


その1 台湾大学は素晴らしい 
先回に連載していた“大学受験”の続きのようだが、私だけでなく同行した妻も、この場所が一押しだ。

写真はメインストリートである椰林大道(Royal Palm Blvd.)と呼ばれ、500m超の直線道に椰子(やし)が左右に並んでいる。正面の建物は図書館だ。中に入ったが、とても静かでアカデミックな雰囲気に魅了した。東大の安田講堂に続く銀杏並木より素晴らしい景色と思う。久しぶりの感動であった。
 設立は1928年(昭和3年) 日本統治時代に台湾帝国大学として誕生した。古さから言えば、東大から数えて7番目である。因みに6番目は1923年の京城帝国大学ソウル大学)。両大学とも日本の東大と同じで、国の頂点(最難関)である。台湾の教育熱は、日本を上回る異常なものがあると言われている。諸々の要因があるが、最終的には高学歴を身に付けさせたいとう親心らしい。また、日本では学問の神様が菅原道真で、北野天満宮などの“天神さん”へ合格祈願に行くのと同様、台湾は孔子がそれに相当し、受験シーズン(主に夏)には孔子廟への参拝者で溢れると言う。宗教の違いはあるにせよ、たぶん世界のどこに行っても同じような光景があると想像する。(写真は孔子廟:日本の寺)


 さて、訪問したのが日曜日だったので学内は空いていた。途中コーヒーショップがあったので中に入ってみると、農学部の学生が自主運営していた。私が日本人だとわかると、片言の日本語で喋りかけてきた。そして、大学内で収穫した食材から作ったケーキをプレゼントされた。
 左の写真がそれで、楽しそうな私を妻が撮影した。ご機嫌な一時だった。旅行したら是非とも訪れて欲しい。(台北市内にあり地下鉄で行ける)


その2 台北 
 私の外国旅行の興味は大学と駅である。この写真は台北国鉄の駅校内。中は吹き抜けとなっておりフードコート・お土産店も多い。もちろん台湾新幹線もここから出発する。日本でいえばJR東京駅。外見は倉庫かと思わせる薄汚れた四角の建物だったが、中の広さは想像以上だった。

                              続く