会長の “はやぶさ”の話し
本日JAXA川口淳一郎教授から、「小惑星探知機“はやぶさ”プロジェクトの全貌と7年間の歩み」 と題する講演を聴いた。話しが面白いこともあったが、感動した内容も多くあった。休暇宣言を廃して、記憶に残った内容を紹介する。
4機のエンジンのうち3機が故障し最大のピンチに陥ったとき、キーワードが「中和器」であったため、最後の神頼みとして岡山県「中和神社」に参拝した。人知を尽く、残りは。。。の心境だった。
奇跡の復帰から地球に戻る軌道を順調に続けたが、地球に戻るということは大気圏突入の際、自らの機体を消滅させてカプセルを届けることになる。
「はやぶさよ、そうまでして君は。。。」と通信した。
通信が途絶えてからはメンバーの士気が下がり辛い時期が続いたが、毎朝ポットの湯だけは絶やさなかった。
プロジェクトリーダーの言葉ではないかも知れないが、「技術よりも根性」
アイデアで変革を。モノづくりの国から創造の国へ
“はやぶさ”で示せた日本のポテンシャルは、「私たちはできた」という自信である。
高い塔を建てなければ、新たな水平線は見えてこない。
PS:8月1日知多郡武豊町で同様の講演があるそうです。間に合うかも知れないので、興味のある人は是非!
http://ameblo.jp/taketoyo-hayabusa/entry-10920055542.html