鳥取全日中

C6の中野です。
先週末、三男の応援で鳥取まで行ってきました。

三男の出場種目は400mだったのですが
全国レベルに圧倒されつつも
走る前の緊張も含め楽しく走ってきました。

今大会の400mは9組の予選がありましたが
大半が9人で走るレースでした。

息子は準決勝(予選2着+6)を目指して走りましたが
組5着で遠く及ばずです。

今回準決に進出するには+6の6番目のタイムでも51秒5を切らねばなりませんでした。
今回52秒3台の息子にはまだまだ届きませんが先急ぎをせず
自分で決めた次のステップに向かって頑張って行って欲しいです。

三男は小学生の時、肥満児でした。
友達もいなくて学校から帰ると外に出ないでゲームばかりしていました。
小学4年生の時に『引きこもり』を懸念した妻が強引に学校の陸上クラブに
入れさせたのが、三男の走る、いや走らされるきっかけでした。

練習以前の問題で本練習前のアップにもついて行けず
いつも皆の後を大きく遅れて泣きながら追っかけて行きました。

小学生の記録会でリレーのチームを組む時、
『教育的配慮』から原則全員出場のリレーも
どうしてもメンバーが足りず息子は走れませんでした。

そんな息子が全国大会に出場できるようになるとは
夢にも思いませんでした。
そこにはそれこそ人には言えない努力・苦労があったと思いますが
息子を見ていて『続けることの大切さ』『続けることの尊さ』を
痛感しています。

栗先生がいつも言っておられた言葉が今になって分かったような気がします。

学生時代私はクラブ内の問題児でした。
結婚をし父親となってからも不良中年でした。
『親父のようにはなりたくない』そんな反目教師的なところからか
息子たちは真面目に育ちました。

そしていつの頃からか不良中年だった私も
息子たちの陸上を見ているうちに『陸上観戦』が唯一の楽しみとなりました。

息子たちには少しでも長く走り続けて欲しいと願っています。
そして走しることをやめたあとでも陸上を好きでいて欲しいと思います。

『頑張ればいつか必ず花が咲く』私はそう信じています。

栗先生の言っておられた『続けることの大切さ』を
息子たちの陸上を通して気紛れに綴っていけたらと思います。