会長の”韓国の強さについて” その3

3.徴兵制がある。
 初回にも説明したが、韓国は現在北朝鮮と隣接としている。朝鮮戦争(1950〜53)は“終戦”ではなく“休戦”なのだ。このためか、男子は20歳から2年間国家の義務として入隊する。知人の韓国人に聞いたところ、
①まず、鉄砲の撃ち方を習う。(人の殺し方)
②持久力・体力を鍛えさせられる。
③敵国(北朝鮮)を想定した訓練をする。戦争となれば天気の良い日に攻めてくることないため、大雨や深夜などに奇襲を想定した実地訓練がある。

 「勝つことは生きること。負けることは死ぬこと」

を心身ともに学ぶことだろう。
 下記にネット情報があるので興味のある方は参考にしてください。
http://contents.innolife.net/cafe/list.php?ac_id=17&ai_id=4192

この徴兵を免除されるものとして、オリンピックでのメダル獲得がある。「勝つことへの執念」が日本人に比べ上ではないかと思うことがあるが、その一旦が徴兵制にあるのではないかと想像する。不適切な表現かも知れないが、「メダルが取れなかったら刑務所に2年間服役」となれば、若者は必死になって頑張ると思う。



*その他の理由として(全くの私見)、韓国の食は“キムチ”・“ニンニク”・“焼肉”などおよそ元気の出る食材が多く、豆腐や野菜料理を好む?日本食に比べスタミナ系である。これも強さの秘訣かもしれない。


 結論として、韓国選手が強いのは、“ハングリー精神”ではなく“エリート意識”である。日本が勝つには、根性論ではなく根本的に仕組みを変えないといけないかもしれない。

終わり


今年2月に台湾を旅行したので、台湾(タイペイ)VS韓国(ソウル)を連載したいと思います。(時期未定ですが。。)