(長坂) 旅は道連れ(九州)  その2

ちょっと間延びしてしまったが、今回より連載します。



平家終焉の地“壇ノ浦” 関門海峡
  この絵巻は、平家が滅亡した壇ノ浦の戦いの場面で、大小の船が入り乱れて戦っている様子がうかがえる。

壇ノ浦、すなわち関門海峡とはどんな場所が見てみたかった。かって小学生の頃、関門トンネルが海の底を通っていると聞いた時、
“そんなことができるのか?”
“ 水が入ってこないのか?”

実は今でも、トンネルは上からの重みにつぶれないかと思っているが。。。


  そんな関門海峡だったが行ってみて驚いた。

“これが関門海峡。。。こんなに狭いの? これなら泳いで渡れる!”

写真は本州側の下関から撮影したもの。手前は壇ノ浦の戦いの大将:源義経平知盛像であり、碇をもって海底に沈まんとする平知盛が印象的だ。奥は関門橋だが、本州の何処にでもあるような?橋である。
  この狭い場所で源平合戦が行われたかと思うと、船が所狭しと入り乱れてのが理解できる。調べると狭い場所では600mしかない。陸上競技のトラック選手なら90秒で走れてしまう。


  やっぱり、現地に行かないと分からない。大変勉強になった。
次に行ったのは、関門トンネル。1958年開通なので50年以上の歴史を持っている。歩行者は無料、自転車は20円となっている。長さ780mなので歩いて10分程度。海の下を歩くのもいいかなと迷ったが、海底が見える訳ではないので先を急いだ。

                                          続く


追伸 下関と言えばフグ

 フグは高級魚なので簡単には食べれないが、下関には魚市場を始め、回転寿司など比較的安価で食べられる。
 冬の時期は特に美味い。

 
まぁ、下関といわず愛知で食べたい。雑炊最高!