(長坂) 続:簿記検定試験 2015秋

こうした説教の甲斐があり、長男は
「父さんが全額払ってくれるなら。。」


 と大原簿記京都校の門を叩き、3級には合格したが2級には興味を示さなかった。3級は地道な計算問題が殆どだから理系感覚には合わない。気持ちは良く分かる。しかしここを乗越えると面白くなるのに。。通過できなかった。

次男にも、(同)津校に行けと行ったが実現してない。残念だが、このまま就活を迎えるようだ。私も社会人に、しかも定年前になって“重要なことは何か”分かるのだから、学生には分からないのも当然だし、ここまでにしている。


 機密保持の観点から多くは話せないが、今回 受験生の中に「豊田高専」の学生がいた。
「おーお、母校の後輩よ! 俺の言いたいことが分かってるじゃないか。。。」

なんて、一人嬉しくなってしまった。


  毎回感じることだが試験委員は本当に疲れる。他の試験委員も同じことを言う。今回は久しぶりだったことも重なり、昼食が喉に通らなかった。
“自分が受ける訳でもないし、マニュアル読んで進めるだけなのに。。。”

100名程の緊張した受験生の雰囲気に自分も呑込まれるのだろう。この気持ちはやってみないと理解されないと思う。


 最後に息子達に話したことを繰り返す。
“現役諸君  簿記は就活のアピールに、そして社会に出てから必ず役に立ちます。是非2級に合格してください。”


                                       終り