(長坂) 簿記検定試験 2015秋

  11月15日は日本商工会議所が主催する、簿記検定の試験日であった。数年前のOB日記で紹介したが、仕事の延長から簿記を学び、1級に合格してからは「検定試験委員及び採点委員」を仰せつかる機会に恵まれた。
そして、今回久しぶりにお手伝いをさせてもらった。

 試験は1級〜4級まであるが、2,3級に学生が多かった。おそらく“就活”のアピール項目の1つとして、また純粋に知識の習得のためであるが、とても良いことだと思う。


 我家の長男・次男は共に工学部なので、
「技術者になるなら、在学中に簿記の2級に合格しろ」
と、口うるさく言い続けている。理由は
 1)製造業は製品設計・生産に携わるが、コスト感覚がないとこれからの時代は生き残れない。そのためには、コスト(原価)計算の基本となる簿記の知識が必要。
 2) 就活で自分を売込める。
 学校の成績で差をつけるのは難しい。企業サイドから見ると、特技に映るのは外国語、又は簿記などの文系知識、後は貴重な経験かなぁ。。。(何かをやりとげた、とか。クラブ活動を5年間続けたのも貴重です。)


 当然、外国語は短期間には習得できない。文系科目は肌に合わない。貴重な経験は簡単にできるものではない。
「だから値打ちがある。」


                                      続く