会長の ”最後の未踏地 山陰”  その4

鳥取砂丘

4月26日(土) 朝6時に家を出た。GW渋滞を経験している同僚・知人からは、
“夕方までに鳥取に着けるかな。。”
“渋滞で山陰が京都になるかもね。。。”


と言われる始末。これだけ言われたので、多少の渋滞は当たり前と覚悟を決めて運転したのだが、渋滞らしいのは宝塚付近だけで、ここを1時間掛けて通過した。そもそも、ここは年中渋滞するらしい。
 日頃の心がけが良いのかな?


予定通り昼過ぎに鳥取砂丘に到着した。鳥取は、砂丘くらいしか頭に浮かばなかった。
とりあえず行ってみるかと寄ったのだが、
結構、面白い。地味に楽しい! 

何処が面白いかと言えば、写真のように起伏が激しいので、遊んでいる気分になる。観光用のラクダもいて、さながら砂漠の気分にしてくれる。久々に幼少に戻った。

やっぱり、現地に行かないと分からないと改めて感じた。


さて、写真の畑 何かわかりますか。
正解は“らっきょう畑”です。“鳥取砂丘らっきょう”は大変キメ細かい砂で育つらしく、ひと味違うらしい。
土産店で試食したが???


結局、トラブルもなく砂丘を見て楽しんで、幸先のよい滑り出しとなった。

続く


(プラス1) 追憶 モナリザ

パリのルーブル美術館には、世界的に有名な作品が沢山ある。ナイキのモデル サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、ハンムラビ法典。。。いずれも、目の前で実物をみることができる。
“へぇー、これが。。。あの。。。”

ただし、1つだけ警備員が立ち、ロープで仕切られている作品がある。それがモナリザである。この絵を見るために、世界中からファンや観光客が列を作る。さて、私の印象は、
① 予想していたよりサイズが小さい。
② 画面が暗い。
ただ、理由が分からないが、
“不思議な感じを受ける。”

この不思議の部分が、プロが評価する素晴らしさなのだろう。世界のモナリザという先入観があったので凝視したが、これが何の情報もなかったら、
“不思議な絵”で終わったことだろう。


さて、ルーブル美術館で最も素晴らしいと思ったのは、「民衆を導く自由の女神 (ドラクロワ)」である。画面から迫力が伝わってくる。制作時期は1830年で、ナポレオンが没落した復古王政下(シャルル10世)で、不満を抱いた民衆が蜂起する7月革命の年である。


これを見たのは2008年10月 50歳。
若い頃なら絵に興味を抱くこともなかったが、年かな。。。