会長の ”最後の未踏地 山陰”  その2

山陰が最後になった訳は色々ある。派手さを感じない。時間がかかる割に北海道・沖縄などに比べれば魅力が薄い。また、東北や山陽沿線のように途中下車ができない。加えて仕事でも縁が薄かった。
しかし、最近 注目を浴びるようになった。石見銀山が2007年に世界遺産に登録された。この話を聞いた時、
石見銀山? 何じゃそれ? 佐渡島にある金山の間違い?”
と耳を疑ったが、調べるうちに一度は行ってみたくなった。


そして昨年、出雲大社平成の大遷宮(60年に一度)となり、伊勢神宮式年遷宮(20年)と合わせて参拝ブームとなった。伊勢神宮ならまだしも、出雲大社においては、これを逃すと次回は2073年 私は115歳だから、恐らく天国?で遷宮を迎えることになる。
“よし、行こう、行きたい。”
何度か画策したが実現できなかった。やはり、時間を取らないと行くことができないと分かった。因みに飛行機は中部から飛んでない。特急電車もあるが、岡山から3時間かかる。車で行くと、家から8時間と遠い。


縁がなかったと諦めていたが、今年のGW あっさりと決まってしまった。切望したわけでもなく、誘われたのでもない。
 (私) 今年のGW どうする?
 (妻) 何処でも良いよ。
 (私) じゃぁ。。山陰でも行くか。ちょっと時流に遅れたけど。
 (妻) 良いよ。
 (私) よし 決めた。

 という訳で、“すんなり山陰”に決定した次第である。


続く


(プラス1) 追憶  コバルトブルー 
写真は、2008年2月メキシコ カンクンのホテルから見たカリブ海。今まで見た中で一番美しい海である。群を抜いて美しい。
それまでにも美しい海はあった。沖縄、積丹半島(北海道)、バリ島。。。決定的な違いは、


“何処までも美しい。果てしなく綺麗”

大袈裟だが、この世のものとは思えなかった。
ホテルには3泊したが、暇があれば海を見つめていた。