長坂 夢の、また夢(登山) その3
愛宕山(京都)
愛宕山(アタゴ)924mは京都市内にあり、昔から比叡山とともに信仰の山として知られている。2時間程度で頂上につく。登山道も整備されている。メジャーな伝統行事は、三歳までの子供が詣ると火災を免れる。また、7/31夕方から8/1早朝にかけて登る『千日詣り』は文字通り1000日分のご利益があると言われる、(この記事は7/31 千日詣りにアップされる!)
さて、この山を登ることがなぜ夢かというと、山頂にある愛宕神社が京都検定にて頻繁に登場するにも関わらず、登山しないと参拝できない過酷な神社だということ。
『京都検定の延長には遠く、さりとて登るには魅力が薄い?』
そこで、“京都が一望できる美しい場所だ!”と妻をそそのかし、満を持して登った。(6月3日 写真中央の蛇行する川が桂川。右の山が嵐山382m)
頂上には登頂記念碑が沢山ある、1000回は序ノ口で、最多は5000回!。毎日1回登ったとしても14年掛かる計算だ。
(戦国の武将)明智光秀は信長を討つべく、戦勝祈願の参詣と連歌の催しを名目に愛宕山に登った。そしてオミクジを三回引いたが、いずれも“凶“。続いて連歌会で句を詠んだ
“ときは今 あめが下知る 五月かな”
1582年5月28日のことである。光秀の気持ちになってオミクジを引くと“凶”が出た。聞けば“凶”を沢山入れてあるらしい。というより、昨今の神社・仏閣は“凶”を少ないとのこと。2回目は引かず枝に括りつけた。これでご利益があるらしい。
終り