陸上部小史9 実業団で活躍した(する)OB

 独断と偏見で選ばせていただくと、まず最初は80年卒の安藤秀幸君(M13)です。高専時代は短距離と走り幅跳びと両リレーで活躍しました。全国高専大会では100Mで3連勝、5年生の大会では100、走り幅跳び、400Rの3種目で優勝、1600Rで2位になっています。卒業後はトヨタ自工の実業団に所属し、実業団大会や日本選手権でリレーメンバーとして活躍しました。
 2人目は93年卒の中島孝君(M26)です。全国高専大会の800、1500Mで3年連続優勝しています。卒業後は愛知製鋼の実業団で中距離種目と駅伝で活躍しました。元日の実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)の第1中継所で、彼がタスキをもらって走って行く場面をテレビで見たことがあります。
 3人目は今も現役でがんばっている加藤聡君(M34)です。高専時代も東海学生秋季選手権の5000Mで優勝するなど活躍しましたが、卒業後も仕事と両立させながらトヨタ自動車で競技を続けています。3000SCでは日本選手権で毎年入賞しています。特筆すべきは愛知選手権での11連勝と12回の優勝です。来週の日本選手権での活躍が楽しみです。
  
        「陸上競技マガジン1979年10月号」
  
  
        「朝日新聞2006年10月7日」