会長の”大いなるアメリカ” 番外編 カンクン(メキシコ)

この海の青さが、トーコイズブルーと呼ばれるカリブ海の水である。

以前、沖縄・サイパンの海を眺めて美しいと思ったが、ここカンクン(メキシコ)の特徴は美しい範囲が広いこと。、あまりの青さに感動し、ホテルからずっと見続けていたの
を覚えている。50歳にもなると感動することが少ない中で、美しい景色に出会えたのは幸せだった。

カンクンは、日本にはあまり馴染みがないかもしれないが、アメリカ人のリゾート地の1つで、冬になると大挙して訪れる。このため、ホテルを始めショッピング、レストランに至るまで全てアメリカナイズされている。なお、カンクンのカンは蛇、クンは巣の意味である。蛇が多いのか、蛇の形をした半島なのかは定かでない。
 カンクンから行ける観光地として、マヤ文明で有名なチェチェン・イツー遺跡(世界遺産)がある。写真中央にあるククルカン神殿はピラミッドの形をしており、毎年春分・秋
分の夕刻になると蛇が大空に上っていくように見える。BC4世紀に、天文学を始め高度な文明を持っていたことになる。 またメキシコはラテンの国だけあって、夕食時になると楽器を持った流しのミュージシャン(お金をもらって歌う)が寄ってくる。

 「人生を楽しく!」が彼らの生き方である。メキシコ料理の定番であるタコス(日本で言えば手巻き寿し)を食べながら、テキーラを飲む。これがメキシコ人のみならずメキシコの楽しみ方である。