春休みだし帰りたい(E48横井)

どうも皆さん初めまして&ご無沙汰しております。
現役よりブログ更新ペースが速いぜ!
昨年度卒業しました横井でございます。
48なんですね私。この数字を見てどこぞのちりぼんさんの顔が浮かびましたが、意識し過ぎですね。触れないでおきましょう。

さて私は高専卒業後、東京農工大の電気電子工学科に編入しておりまして、偉大なる犬塚大先生の経歴を順調にトレースしているところです。
早いもので東京に来て一年が経ちますね。
この調子で行けば名大の大学院へ進学し豊田高専に就職、研究をそっちのけで陸上競技に専念ですか。うむうむ...。
ちょっと私には難しい話ですかね。しかし名大へ行くほうが出会いはあるのではないか。うむうむ...。
まぁ今のところ農工大の院へ進む予定ではあります。名大に行くのであればおぎそ氏に過去問を送ってもらうので安心ですね。

ではここからは私のこっちでの生活と、ざっくり感じていることについていくつかお話致します。
ちょっと長めかなと思いますので、お暇でない方は後で読みましょう。

まず大学生活についてですが、人との交流がなさすぎます。本当に受け身スタイルではダメです。
主に大学へは講義を受けに行くのみ。部活動やサークルに所属していればある程度は大丈夫ですが、私みたいに塞ぎ込んだ姿勢ではお友達なんてできないZE☆。
一応陸上競技部に所属しましたが、私たち3年次編入では、気持ちは大学1年生なのに同じ部活内の1年生には先輩として見られるんですね。
初めはタメ語で気軽に話してくれた1年生がどんどん敬語になって遂には会話がなくなっていく始末。正体を知られてしまったか。
しかも内部生の3年生は、私より2年も長く同じ部活で一緒に努力してきた人たちです。
顧問っぽい顧問の先生も見当たらず(いるのでしょうが)、大会や合宿の運営などを全部学生でまわしていくんです。私が居なくたって仕事をまわしてきた人たちです。はて私の存在意義は。なるほどこれがawayってやつか。
ですのでこれから大学編入する皆さんは、色んなことに積極的にヒャッハーして取り組んでくださいね。途中で引け目を感じてもガツガツ行くことです。くれぐれもお酒の席ではヒャッハーしないように。
3月からは研究室に配属されて活動が始まりますので、そこで研究に力を入れつつ、周りの人とも仲良くさせてもらえればと思っています。

ふむ。では要は今お前は"ぼっち"なのか。
否!と全身全霊希望的観測による切なる祈りを込めて叫ぼう。

大学でそんな生活wをしている反面、進学塾でのアルバイトの方に力を入れております。
といってもアルバイトなんて表現では伝わらないくらいハードでブラックバ...げふんげふん、就職に近い仕事でしょうかね。以前ブラックだと叩かれていた塾ではありませんのでご安心を。
ドレスコードをしっかりして、生徒一人一人の成績、目的、性格なんかを把握しながら授業をしていきます。前までは個別指導を主に行っていましたが、最近では集団の授業もさせてもらっています。
挨拶をしっかりしてホワイトボードを使って今日の授業の内容を板書し、問題を出して答えてもらい、合っていたら褒めて間違っていたら「ホント?」なんて笑って突っついてみる。
テストの採点をして宿題をたくさん出して、授業後は生徒のご家庭に挨拶の電話を入れたり面談を行ったり。こんなかんじですかね。
人にものを理解してもらうのが好きな私は、高専時代に寮での勉強会にちょくちょくお邪魔して低学年の質問に答えたり、もっと楽で生徒に問題を解かせるだけのようなアルバイトはしていました。
しかしこっちに来てからの塾講師はそれほど甘くはありませんでしたね。やること覚えることがとても多い。時間内に決められた内容を生徒に伝えないといけない。保護者の方には失礼の無いように応対しないといけない。
それに今まで高専で後輩に教えたり友達と教え合うときは、同じ高専生でしたから私の目線で物事を話しても大体は理解してもらえました。ある程度お勉強のできる人たちの集まりでしたから。
しかし学習塾の生徒ってみんながそうじゃない。勉強の習慣がついてなくて学校でも成績が良くなくて、こちらが「何で?」って思うくらい理解が追いついていない。
「理解った?」「うん」「ホントに?」「うん」「理解ってないよね?」「うん笑」。いやいやいや待て待て待て。明日試験だろうが。
だから理解していない生徒の目線に合わせることってすごく難しくて大切だと感じました。
この問題のどこが理解できていないのか。どこのピースがハマれば最後まで自力で回答を出せるのか。そもそも問題で問われていることが分かっていないのか。
それをこちらが把握して、生徒の解答に共感しながら少しずつヒントを出し、最後まで考えて正答してもらう。
まぁそれだとすごく時間がかかるスタンスだし、あまりに付きっきりだと本人が自力で解くことができなくなってしまうので引き際が肝心なんでしょうが...。
ただ生徒が理解して問題を解けるようになったり定期テストで点数を上げてきたりしたらまぁ感動ものですね。
数Ⅰのテストを15点から89点まで上げてきた女子高生がいましたがホントにテンション上がりました。保護者さんと電話で話して大喜びしました。当日熱でもあったのか。
これが私にとってのこの仕事のやりがいです。

更に更に、授業の仕方についても色々と学ばないといけないんですね。今回の授業で一番大事なポイントはどこなのか。入試で出題されるのはどこなのか。そこに向かってどうアプローチをかけていけば良いのか。
そんなことを考えるようになってからというもの、大学の講義を学生としてではなく授業をする側の人間として聞いている自分に気づきました。
みなさんも感じるでしょう。「この先生の授業は面白い」「この人は話が下手糞だ」と。
いるよね。高専にもいるよね。大学にはもっといるよね。その分野が好きで好きで楽しそうだけど何言ってるか伝わってこない人が。「需要があって利点があってだから今使われている技術なんだ」っていう背景を説明せずに理論だけ教科書通りに紹介する人が。
大丈夫です犬塚先生のことじゃないです。
授業評価アンケートに書きたいことがたくさん増えました。評価項目でより低い数字にマーキングすることが増えました。「あの人の授業つまんないから」って独学での理解すら拒絶して落とした単位が増えました。
大丈夫です犬塚先生の単位は取りました。
まぁそもそもテストで点を取らせるための塾の授業と大学の講義では目的が違いますから一様には比較できないですけどね。ただ、勉強している内容を面白く感じてもらったり理解してもらうという点では、大学の講義の方も参考にさせてもらっています。いやだから単位とってからにしようね。

という感じでですね。最近では週に4,5日スーツ着て出勤して塾に入り浸ってますので、生徒の子たちとは仲良くさせてもらっています。カエルの筆箱を持ち歩いてるので"かえるの先生"で親しまれてます。
でも小学生とか平気で抱きついてきたり脇腹を突いてくるから勘弁して。マジでガチで本気で脇はやめて。
今さっき授業で教えた否定的な慣用句を使って面白そうに私を批判するのやめて。使い方完璧だよ。でも先生は悲しいよ。

同じ職場の先生方とも仲良くさせてもらっています。飲み会とかには積極的に参加しています。驚くべきことに高専と違って男女比が1:1ですからね! 本当に現実なのか! 是非お近づきにならねば。
ほとんど同年代で大学生の人が多いです。色んな趣味を持つ人、色んな価値観を持つ人、その人その人のキャラクターが見えてきて本当に面白いですね。これは陸上部に所属していた人ならわかるでしょう。
だから"ぼっち"ではないんです。"ぼっち"では決してありません。これが結論。テストに出るところですよ。...はぁ。いや...はい、大丈夫ですホントに。

というわけでですね。取り留めがなく大事な部分が印象に残らない文章だと我ながら思いますしふざけた文体で申し訳ないですが、高専卒業して1年経つとこうなっちゃうんだよ。

最後に。ここ最近恋愛相談について言及している先輩方がいるので私からもひとつ。私はこの有様なのでそういうのはおぎそ氏かおおたに氏までどうぞ。ためになるアドバイスがもらえるよ。
ではでは皆さんどうかお元気で。各々陸上競技、勉強、お仕事でご尽力くださいね。
あ、愛知帰ったらカラオケ誘ってください。